1/60フルメタル・パニック!ガーンズバックM9 マオ機 (ホビージャパン掲載作品)

バンダイ製 1/60フルメタル・パニック!ガーンズバックM9 マオ機、2日間制作作例になります。
ホビージャパン6月号にて掲載されています。
制作方法をまとめた記事はこちら
1/60フルメタル・パニック!ガーンズバックM9 マオ機 【2日間制作方法】

今回は2日間で制作しながらも2日間で作ったとは思えない仕上がり、的な部分に焦点を当てて制作しましたので
いつもとは違った内容になっているかと思います。
制作内容に関しては前の記事でご紹介しましたので、完成画像をご覧ください~。












以上、ガーンズバックM9 マオ機でした。
今回の記事から、短時間制作の参考にして頂ける何かがあれば嬉しいです。
現在はまた作例の制作をしていますので(5月いっぱい)
その後にビッグフットの塗装に入り、完成お披露目、そしてまた作例制作(6月いっぱい)という様な予定となっています。
次はビッグフットの塗装前状態まで進めた記事をアップしますので、どうぞ宜しくお願いします

![]() | ![]() |
1/60フルメタル・パニック!ガーンズバックM9 マオ機 【2日間制作方法】
ホビージャパン4/25発売号、掲載されております~。
ARX-7 アーバレスト(ホビージャパン掲載作品)
ホビージャパン1/25発売号、掲載されております(アオシマ1/48 アーバレスト)
ホビージャパン4/25発売号、掲載されております~。
ムック本「フレームアームズガール モデリングコレクション」発売になりました~
テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記 ジャンル : 趣味・実用
1/60フルメタル・パニック!ガーンズバックM9 マオ機 【2日間制作方法】

4/25発売号のホビージャパンに掲載されたフルメタル・パニック!ガーンズバックM9マオ機ですが、
今回は「2日間で制作するとどうなるのか」という記事内容でしたので、
どうやって2日間で制作したのかの手順を掲載していきたいと思います。
2日ってやはり時間がタイトで、とても難しかったですが「2日で作りつつ更にSNSにアップしても見劣りしないもの」という
単に簡単フィニッシュで制作しただけではない、そういった仕上がりを求められましたので
制作内容に関しては、開始前にしっかり詰めて行いました。
実際に土日で完成させていますので、その手順を追って紹介していきますね。

まず、一番初めは合わせ目消しです。
2日で作るとはいえ、SNSにアップする気で作る訳ですのでこういう部分が手抜きだと見栄えが良くありません。
なので合わせ目消しが必要な箇所を選定していきます。
主に武器、そして本体の両肩部分に合わせ目が出ていましたので、ここを接着し硬化スプレーで硬化させます。

武器の中でもこのメイン武器?みたいなものの先端部分ですが、
複雑な形状になっていてヤスリがけが出来ませんので、少し加工しておきます。

窪みになっている部分にエバーグリーンのスリット入りプラ板を貼り、ここのヤスリがけをしなくて良い様にします。
そこ以外の周りの部分も結構凹凸が細かいですが、頑張って処理していきます。

スプレーで硬化させた傍からすぐにヤスリがけに移ります。
武器類はほとんど、接着した面だけにヤスリがけをして側面などはそのままになっています。
剣の鞘パーツは、元々入っている線みたいなものを活かしてスジ彫りを追加し、ディテールとして処理しています。

次に全身のパーツを処理していくのですが、まず左側の様にゲートを少し残して切り出し、
右の様にデザインナイフで削り落とします。
アルティメットニッパーとかあると楽なのですが、以前購入したアルティメットニッパーの刃を折ってしまいまして
これを制作していた時には普通のニッパーしかありませんでした。
今は2本目を購入してあります


次に、400番の紙ヤスリでゲート跡を消していきます。
今回はこういうパーツに塗装をしませんので、ゲート跡の付いている面にだけヤスリがけをします。
ただ、これだとヤスリをかけた面とかけなかった面の差がハッキリ出てしまいますので、次の処理をしておきます。

ゴッドハンドの紙ヤス!800番で更になぞりました。
こういう時、400→600→800という感じで番手を上げていった方が更に綺麗になりますが、
今回は最短の手数でそれっぽい仕上がりを目指すのが目的ですので、400→800の2手で終わらせています。
これで、ヤスリがけをしていない面との差がだいぶ抑えられます。
普段の制作でしたらサフを吹いて塗装をするので、400番だけで仕上げているのですが
今回はサフも無し、塗装も無しで地の上につや消しだけをするので、
ヤスリ目は極力目立たなくなる様にしておきます。

両脚太もものパーツです。
ゲート処理、パーティングラインの処理も行っています。

膝下です。
ゲート跡の無いパーツ、面は処理せずそのままになっています。

ハンドパーツです。
こんな風に水かきが付いてしまっているので、デザインナイフで削り込んで無くしておきました。

ハセガワのフィニッシュシート(赤)を各所に貼って、レッドポイントを追加していきます。
極薄のシートですがプラのパーツの色が透ける事もないので、そこだけ赤で塗装した様なワンポイントを作る事が出来ます。
今回は塗装をしないので、時間をかけずに「手間のかかった風な仕上がり」を目指す為、
こういったお手軽なアイテムを使用して変化をつけています。

全てのパーツにスミ入れを行いました。

一部のパーツで塗り分けが必要な箇所があるので、そこは塗装で仕上げます。
マオ機のツノの一部が白かったり、アゴが白かったり、頭部のバルカン部分が黄色かったりする箇所です。
マスキングが必要な部分はマスキングしておきます。

エアブラシで塗装しています。

上半身の肩の上部分、背中の部分に黄色いところがあるので、シタデルカラーの黄色を筆塗りしています。
はみ出る様に塗ってから、アクリル溶剤を浸した綿棒で拭き取って仕上げています。

合わせ目消しをした武器類のパーツは、黒なのでヤスリ目が目立ってしまう為、同色で塗装をしておきます。
サフはせずに、そのまま黒い塗料で塗装しています。
関節や、手などのパーツも色を揃える為一緒に塗装しておきました。

全てのパーツにつや消しを塗装します。
時間短縮の為に、ある程度パーツを組んでからつや消しを吹いています。

私がいつも使用しているつや消しのレシピです。
ガイアノーツのEXフラットクリアー、
クレオスのスーパークリアーつや消し、フラットベース・なめらかスムースの3本をDPボトルの中に全部入れます。
3本とも中身が空になっているところに溶剤を満タン入れて、よく振って(残りを溶かし)
それも全てDPボトルに移します。
これで、つや消し塗料の完成です~。
DPボトルは200mlなので、全て入れても余裕があります。
この配合はいつ頃考えたのかもう覚えていませんが、LBXをバンバン作っていた頃からこれに行き着いていて、
ずっとこのつや消しで作品を制作しています。

頭部のバルカンは切り落としてピンバイスで穴を開け、HiQパーツのメタルバルカンに置き換えています。
目の部分は、キット付属のシールをそのまま貼り付けています。

その他、アクセントとなる部分にメタルリベットを打ち込んでいます。
メタルパーツは、お気軽に精密感を演出する事が出来るので便利なアイテムです。

背中側、黄色く塗った奥の部分は開口し、3mmのメタルパーツを埋め込みました。

肩の部分も、奥にディテールパーツを貼っています。

武器パーツも先端部分を開口し、メタルパーツを埋め込みました。

センサー部分もディテールアップしています。
この後は、組み立てて完成になります。
ここまでの工程全てで2日間だったのですが、如何だったでしょうか?
次の記事では、完成画像を載せたいと思います。
また宜しくお願いします

![]() | ![]() |
1/60フルメタル・パニック!ガーンズバックM9 マオ機 (ホビージャパン掲載作品)
ホビージャパン4/25発売号、掲載されております~。
ARX-7 アーバレスト(ホビージャパン掲載作品)
ホビージャパン1/25発売号、掲載されております(アオシマ1/48 アーバレスト)
ホビージャパン4/25発売号、掲載されております~。
ムック本「フレームアームズガール モデリングコレクション」発売になりました~
テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記 ジャンル : 趣味・実用