ガンプラ0079

Category: 制作方法&ツール紹介 > 【塗装ブース】MOTOブースを購入してみたお話   Tags: 塗装ブース  MOTOブース  タミヤツインファン  プラモデル  エアブラシ  コンプレッサー  

【塗装ブース】5万円のMOTOブースを購入してみたお話

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MOTOブースという塗装ブースを購入してみました
MOTO6さんというモデラーさんが、ご自分で自作販売されている塗装ブースです。
価格5万円也。
MOTOブース(MOTOTOOL) 制作依頼、予約はこちらから

今回はこれを設置していく様子や、実際にタミヤのツインファンと塗装比べをしてみた動画も載せていきたいと思います。



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開封します~。
梱包もとても綺麗です
送料は着払いで、北海道からゆうパック170サイズです。
神奈川県まで2320円。


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出ました~。
これから新しい相棒になってもらう塗装ブースです。
私は家の3階を塗装部屋として使っているので、これから3階まで運びます。
重量はそこそこありますが、1人でも全然運べますし持ち上がります



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今までの私の塗装スペースは、このような感じでした。
最初に購入したタミヤのペインティングブースII、ツインファンももう7年が経過しまして・・・
先日、作例の為に数日間塗装し続けていたところ、
塗装後1週間近く家の3階全体がシンナー臭くて、正直ヤバイと思いました。

もともと、タミヤのツインファンはそこまで大容量ではない・・・ といいますか
きっと私の塗料濃度が濃かったり、その為にエアー圧が妙に高かったりする事も原因だとは思いますが、
いつも1作品か2作品作ったら分解して洗浄しないと、吸引が悪くなっていました。

正直、その為に家の3階から玄関まで塗装ブースを下ろし、ネジを何本も分解して洗浄して
乾かしてから組み立てて、の一連の作業が面倒になっていたのもあります。

ただ、今回3月頭に塗装していた際 電源ON時に「カラカラ・・・」と妙な音がし始めた事と、
塗装が終わってからも3階全体にシンナー臭が充満している事で、
「ここが塗装ブースの買い替え時!」と思い切りました。



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新しくなった塗装スペースがこちらです~。
ブースを置く為の台も新調してみました。私は立って塗装するので、丁度良い高さまでかさ上げしています。

それで今回、タミヤのツインファンから何でMOTOブースに移行したのかですが
他に検討した塗装ブース候補:
互換ブース 25,920円+送料2000円
ネロブース 48,600円+送料4100円~

このくらいしか同等の候補を知らなかったので、検討はしてみたのですが
どちらも売り切れなので、どうにもなりませんでした。
作例の納期的に、また3月末には塗装しなくてはいけないので
「今すぐに在庫があること」が条件となり、結果的にMOTOブース一択だった訳なのです。

MOTOブースは以前からチェックしていたのですが、ちょうど買い替えを決意した時に
1台だけすぐに出せる限定モデルがありますよ~というツイートを発見。
本当にタイミング良く譲って頂く事が出来ました



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衣装ケースみたいなボックスは、もうずっと何年も使っているもので、
中に塗料瓶とか調色した塗料とかが大量に入っています。
上の部分に、塗装したパーツを置いて使っています。



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今回ブースの為に新調したシェルフ。
置くものはそんなに無いのですが・・・
JPボトルは、よく使うサフやトップコート、調色済みのグレーやホワイトなんかが入っています。



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愛用のコンプレッサー、ツールズアイランドのTKF002です。
2016年の7月から使っています。12000円くらいで買った中国製なのに、全然壊れません。
これも、以前コンプレッサーが壊れて急遽新品が必要になった時に駄目もとで買ってみたバクチ品だったのですが、
予想に反してめちゃくちゃ良い仕事してくれる凄い奴です。オススメです。

エアブラシご検討中の方へ:格安コンプレッサーを購入してみたらとても良かったお話



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裏側にLEDライトが内蔵されているので、スイッチを入れると手元がとっても明るくなります~。
作業する時には明るさは大事、有難いですね
スイッチの下には、温度計、湿度計も組み込まれています。



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ここが肝心のファンです。横にコンセントがありますが、余りがありますので自由に使えますよ。
このブースは、HiとLoの2種類のパワー調節が出来ます。



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黒っぽい留め具を外すと、ファン自体を引っ張り出す事が出来ます。
万が一、ファンが故障した時にも同じ物を買って、ここにはめ込めばまた使う事が出来ます



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ファンの中も、こうやって直接拭いたり綺麗にする事が出来ますね~。
こういう作りになっているのはとても有難いです。
タミヤのツインファンで、作品作るごとに分解して洗っていた私からすれば手入れが楽すぎます



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ファンのダクトの口径は125φです。
カクダイ アルミフレキ 437-570-125

このアルミホースを買って、ファンに取り付けました。
ファンの出口に被せるような感じです。
ホースは塗装ブースの真上に向かって出る形になります。
ただ、結構大きいホームセンターを回ってみたのですが口径が100、150のものだったらほぼ置いてあるのですが
125っていうのは店頭で見かけないんですよね・・・。店頭で見つけられれば1本1000円くらいの品物なのですが。



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塗装ブースの中はキッチンパネルで出来ています。
ですので、使っていくうちに汚れが付着しても簡単に落とせます~。



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塗料をうがいしている時の、最後の方の綺麗な溶剤をそのままバーッと吹きかけまして、
キッチンペーパーなどで吹き取ります。それだけでもうピカピカです
奥にあるヤシマットは、掃除機のブラシヘッドでごしごしすれば塗料がポロポロ取れてきます。



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塗装ブースのサイズは、幅43㎝ 奥行35㎝ 高さ60㎝です。排気は真上方向になります。

互換ブース:スタンダードタイプ / 幅45cm 奥行45cm 高さ45cm (スリムタイプ奥行35cm)
ネロブース:幅50cm 奥行50cm 高さ50cm (+ファンの高さ47cm)

このクラスの排気レベルのブースになってくると、設置サイズに関しては致し方ないですよね。
ですが、塗装ブース自体が大きい方がパーツも塗装しやすく、作業がしやすいです。


あと、気になる点は音だと思いますが・・・
MOTOブースは実際に計測した数字がありますので、ご覧ください。

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LoとHiの状態で計測した数値です。
ネロブースはサイト情報によると43dB、互換ブースは64dBとなっています。
どちらも稼働させての実測値ではないので、あくまでご参考程度に。。
あくまで、ファンのメーカーが公開している数値になります。


実際に互換ブースを使っている方が、「互換ブースはうるさい」と言っていたのですが
あながち間違いではないのかもしれません・・・。
展示会等で実演を見る機会はありましたが、ああいう会場で聞いても音はわからないんですよね。
実際に、自分の部屋に設置してみるとまた全然違うかと思いますし。







(※スマホで表示している場合動画が見切れてしまうようなので、スマホ右上あたりのボタンから「PC表示」に変えて頂けると綺麗に見られます)
という訳で、ここから実演です。
まず、MOTOブースをLo、Hiと切り替えコンプレッサーを稼働、
エアブラシを使用と順々にやっていった動画を撮影してみました。

ただ、動画にしてみたところで本当の音は自分の家で聞いてみないとどうにもならないのですが、
とりあえずの参考になってくれたら嬉しいです。






こちらは、せっかくなのでタミヤのツインファンとMOTOブースで比較動画を撮ってみました。
迷わず廃棄予定だったツインファンですが、この撮影の為にもう一度分解して洗浄して、万全の状態で稼働しています~。
・・・なんですけど、ツインファンのもうもうとした粒子がすごくて引いてます
今まで、この環境の中で7年も塗装していたのかー!

多分、希釈がシャバシャバで低圧で何度も吹く様な方法なら、こんな風にはならないのかもしれませんね。。
ただ自分は濃い希釈で、高圧で一気に吹くやり方なので今回塗装ブースを変更したのは良かったと思います。
むしろ、遅かった??


という訳で、塗装ブースを新調してみたお話でした。

模型をやる上で、エアブラシと塗装ブースって大きな壁ですよね。
ぱっと買っちゃう人も、一大決心が必要な方も様々だと思いますが、
何か選択の参考にでもなれたら嬉しく思います。





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Category: 制作方法&ツール紹介 > エアブラシ塗料の綺麗な濃度のお話   Tags: エアブラシ  塗料  希釈  濃度  割合  コンプレッサー  

エアブラシ塗料の綺麗な濃度のお話~ 1:1で吹く理由のお話

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これまで、ブログ内でも何度か私の塗料の割合は1:1くらいですとか、
かなり濃いです、という事をちょこちょこ書いていたのですが
いつも塗料1に対して溶剤1~1.3くらいで希釈しています。

これまでの経験則で、サフ、艶消しトップコートは重いので1:1.5くらいを目安にしています。
多分、2倍の濃度で希釈するという事はあんまりした事がありません、、


もちろん、エアブラシを購入して一番最初の頃は塗料1に対して溶剤3くらいで希釈していました。
それが、どうしてこんなに濃く吹く様に変化していったのかのお話と、
コンプレッサーの変化も併せて記事を書いてみたいと思います



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「MAX渡辺&大越友恵のガンプラ大好き!」 
*2002年ホビージャパンMOOK

私、ガンプラを始めた2010年の頃この本をよーく読んでいました。
MAX渡辺さんとオオゴシトモエさんが、ガンプラ初心者の為に模型の作り方をレクチャーしてくれている本です。

もちろん、最初はニッパーでのパーツの切り離し方や素組み、ガンダムマーカーの使い方、
シールの貼り方などから入っていくのですが、
次に接着してみたり、ヤスリをかけてみたり、ヒケを消してみたりしていくんですね。

そうなると、だんだん「エアブラシで塗装してみよう!」のコーナーに移っていきます。



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・・・ところが、まさかのエアブラシを始める前に塗装ブースを作る展開に。。
「えっ塗装ブースって自分で作るの!?」 *心の声

さすがに、初心者は塗装ブース作ろうとは思わないかなぁ、、、?
この本、「ビギナーの為の模型製作ガイド」と書いてあったのですがなかなかに手強いですね


さてさて、模型を始めて半年間、当初ひたすらタミヤの缶スプレーで塗装をしていた私もですね、
とうとうエアブラシで塗装してみようという気になりまして。

マスターグレードとか塗ってみると缶スプレーが何本あっても足りないので、
これだったらエアブラシ買ってしまった方が安いのでは??と思ったのです。


晴れてエアブラシを購入後、この本の教え通りに塗料:溶剤の割合を1:3にして塗装してみる訳なんですね。



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とにかく、「塗料の濃度は薄くするんだ!」って書いてあるのでその通り薄くしてみるのですが、
まず色が全く乗らない、
乗らないから更に吹き付ける、
角っこのあたりに塗料が水みたいに溜まる
何これ!?ってなる訳でして・・・

よくよく本を読み返し、
「薄い塗料を吹くには、それなりにテクニックがいるけど、時間をかけて薄い塗料を何回も重ねていくと、
格段に仕上がりがきれいになるよ。」

「エアブラシは薄い濃度の塗料を、何度も吹き重ねていくから、ムラなくキレイに仕上がるんだよ。」

「薄い塗料を塗るのには忍耐は必要だね。でも、あくまで美しい塗面のための遠回りなんだから、焦りは禁物だよ。」


というMAXさんからの言葉が書かれてあるので、とにかく薄い塗料を何度も何度も重ねるのか・・・なるほど~
と思いましたが、どういうタイミングで重ねるのかもよくわからなくて、試行錯誤していました。


まず、青で塗るパーツを全部青で1回吹いて、乾くまで待つ。
乾いたらもう1回青を吹く。
また乾いたら青を・・・ って、何度も重ねるってこういう事なのかな?と思いながら
30分くらい放置したりするのですが、その間エアブラシの中に塗料を入れっぱなしなのもどうかと思いまして
1回1回塗料を戻してエアブラシを綺麗にしたりしていた当時の私。

塗装の為に手間ばかりかかって、エアブラシが嫌になりそうでした。
しかも、何回この工程を繰り返せば「ちゃんと発色した状態」になっているのかすら自分ではわからず・・・。
基準がないので、どうなったらちゃんと塗れてるのかがわからないんですよね。

「なるほど、初心者が理解出来ないのはこういうところなのか・・・」って感じです。



それで、次に何をしたのかといいますと
その「薄く何度も重ねる」やり方を一生懸命マスターするわけでもなく、

「ええい、これはやめ!もっと一発でバシッと色が乗る方法はないものか!」
って思ってしまいまして、勝手にどんどん塗料を濃くしていきました。

1:2から、1:1.5から、1:1.3まで、どんどん攻めてみます。
吹いてみると、塗料を見たままの色がバッと乗って、最高に気持ちいい~。
しかも1回ですぐ塗り終わるので、何回も乾燥待ちする必要もなく・・・
これだ!と思いました。


しかしその後、どんどん塗料を濃くしていった事で意外な落とし穴が待っていました・・・
エアブラシから塗料が出てこなくなったのです。



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私が初めて購入したエアブラシは、タミヤのスプレーワークス HGレボでした。
写真手前のものです。
これは、風圧のMAXが0.11MPaというものでした。

「多分風圧が弱いのでエアブラシが詰まるのではないか」と考えたんですよね。
自分の希釈が濃い事はわかっているので、コンプレッサーがもっと強い風圧のものになれば
濃い塗料でもバーッと詰まらずに吹けてしまうのではないかという結論に。


当時、よく通っていた模型店に行きまして、お勧めのコンプレッサーでエア圧が強いものを伺いました。
そこで勧められて、購入したのが先程の写真の奥側、アネスト岩田のIS-800Jというコンプレッサーです。
風圧は0.4MPaなので、格段に強くなりました。


ただその時、店員さんから綺麗な塗膜のお話をして頂いたのですが
「フィニッシャーズとかの高性能な溶剤で塗料を希釈するなら、風圧は0.1MPaとかのコンプレッサーでも大丈夫だけど、」
「クレオスとかガイアの溶剤でやるんだったら、最低でも0.15MPaは出るコンプレッサーを使った方が良いよ。」

(※ピストン押し込み時に0.15MPa以上出ていること)
と言われたんですよね。


そもそも、溶剤に性能の差なんてあるのか・・・?
高い風圧で吹くと何で綺麗になるの?
とかが、当時の自分にはサッパリわからなかったのです。

というか、風圧の部分はいまだにわかっていませんけど・・・

この模型店は、実はプラモデル関係のお仕事をされている方々の経営するお店で
ガンプラの箱の横や、説明書に完成見本が掲載されていますよね、
それを制作していたりする現場兼プラモデル店という変わったお店でした。


フィニッシャーズの溶剤は粒子が細かくて品質が良いんだよ、というお話をされていたのですが
ちょっとしか入っていない上に値段が高いので、結局溶剤は今でもガイアノーツのままなんです、私。
ただ、最近ツールウォッシュだけは値段の高いクアトロポルテのウォッシュシンナーを使うようになったので、
溶剤の方もクアトロポルテの高い溶剤に変えたいのですが、いつ見ても売り切れなのでムキーッってなっています。



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さて、2代目のコンプレッサーだったアネスト岩田のIS-800Jはある日突然電源が入らなくなってしまいまして、
急遽買い替えたTKF002というコンプレッサーを今は使っている訳なんですけれど、
これはMAXの風圧が4.0kgf/c㎡という単位になっています。
ほぼ0.4MPaと同等という事なので、岩田のものとほとんど同じ強さです。


現在私がどのくらいの風圧で塗料を吹いているのかと言いますと、
上のレギュレーターの目盛りで3.2くらいの位置で合わせています。

実際にピストンを押し込むと少し圧は下がりますので、その時に2.8くらいを指す感じになっています。
つまり0.28MPaくらいの強さで塗料を吹いている感じです。


これもですね、実際上の写真では針が2.5辺りを指していますでしょ?
なので吹く時には2.2くらいに下がるのですが、このコンプレッサーを買った当初(2016年)は
このくらいで塗装していたんですよ。つまり0.22MPaくらいの強さです。

だんだん、使っていくうちに
「もっと強くてもいけるんじゃない?」「まだ上の方がいいんじゃない?」
みたいになってしまって、どんどん強風になっていっています、、塗料の希釈濃度の時と一緒ですね

私のこういうところって一体何なんでしょうかね・・・ どこまでいけるか試したい性格なんでしょうか



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実際に私の作品は
塗料:溶剤の比率は1:1~1:1.3くらいで、風圧は0.28MPaくらいで塗装している という感じなのです。

この「1:1.3」というのは、実際にグラムを計ったりしている訳ではなくて感覚的なものなのですが、
例えば塗料の瓶を丸々1本希釈するという時に、瓶の中身を全部撹拌用のタミヤ瓶などに移しまして
空になった塗料の瓶に、希釈用溶剤を一杯まで入れますよね、それをよく振ってからタミヤ瓶に移します。

この状態で「1:1」ですよね。それから、ちょっと溶剤を足してあげる感じです。
なので、感覚的にはそのくらいだろうと思っています。



ここまで書いてきまして、塗料を濃く塗装するというのは何かしらの考えや知識があってやった訳ではなくて
「早く簡単に塗装がしたい」、っていうだけの理由だったのがわかって頂けたでしょうか


単純に私はベタ塗りの作品が多いので、そういう塗装に対してこれが合っていた、という感じです。
もちろん塗装は表現の手段なので、重ねて発色させていく塗り方がフィットする作品もありますので
希釈の濃い塗装を勧めたいわけではなく、ひとつのやり方としてお伝え出来たらなぁ、と思っています


そういえば、「そんなに濃い希釈で塗装しているのにどうして塗膜が薄いのか」という話になる事がよくあるんです。

シャバシャバの塗料で、何回も薄く重ねて発色させていった方が塗膜は薄くならない?という話なのですが
私は例え濃い塗料でも、1回で済んでしまう方が塗膜は薄くなるのでは?と思うのです・・・

「塗料が濃いと、厚ぼったくなるはず」と言われるのですが、
薄く何度も重ねた方が結果的に厚くならないでしょうか?
あくまで私の感覚ではそうなのです



*展示会のお知らせ*

2019年 1月12日:八王子模型展示会「八展」
(東京都八王子市いちょうホール)

2019年 2月16日:立川ガールズモデル展示会「モデラーズアンサンブル」
(東京都立川市RISURUホール)

年明け、2019年はこの2つの展示会に出ますので、
私の作品をご覧になる機会があれば こうやって塗ってるのがこれか~と思って見て頂けたら幸いです。
名刺も新しくしたので、是非話してやってください~

ホビージャパンの作例ばかりになりますが、6点くらい展示する予定です。
ただ、そのうち2点は編集部内で行方不明になっているそうなので、見つからなければ4点になります・・・(笑)


それでは、今回もお付き合い頂きまして有難うございました





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Category: 制作方法&ツール紹介 > エアブラシ(クレオス プロコンBOY)   Tags: クレオス  プロコンBOY  アネスト岩田  エアブラシ  掃除  洗浄  

エアブラシを新調してみたお話

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エアブラシ(ハンドピース)を新調しました。
クレオスのプロコンBOYプラチナ 0.3mmです。

新しくしたのは実は6月の事で、実際にこのエアブラシを使って6作品を制作してみました。



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ただ「新しいもの買ったよー!」というだけではあんまり意味がないなぁと思ったので、
実際にいくつか作品を作ってみて、それでも不具合無く良いものかどうか確かめたいと思っていました。

なので、ここ最近制作していた作品はこのエアブラシで塗装しています



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ちなみにこちら、買い替え前に使っていたアネスト岩田製エアブラシです。
上がHP-CS、下がHP-C Plus。


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何でかよくわからないのですが、岩田製エアブラシを使用して1年くらい経過すると
赤丸の部分(ピストン周辺)にまで塗料が逆流してくるんです、、、
本当に何でなんでしょう?同じ様な症状になった方、いらっしゃいませんかね?

塗装している最中に、いつの間にかピストン辺りから塗料が漏れてくるんです。
結構な恐怖です。。だって、逆流していて手袋とかにまで付いてしまって、その度に塗装中断しまして
エアブラシ分解、洗浄、再度塗装に戻る、みたいな無駄な時間を強いられていましたので。

そもそも岩田のエアブラシを使っていたのは、購入した岩田製コンプレッサーに最初から付属していたからです。

最初の付属品だったエアブラシで、塗料の逆流現象が起き始めてしまって
先程の写真のHP-CSに買い替え、1年くらい経過してからまた塗料が逆流しだします。
そして、写真下段のHP-C Plusに買い替え。

1年くらいしてまた塗料が逆流。今になって思えば、どうしてここまで頑なにアネスト岩田にこだわっていたんだろう?
としか思えませんが、ずっとアネスト岩田製エアブラシを乗り継いでいました(笑)

今回、やっぱり塗装中に塗料が逆流してしまう現象が起きてしまい、しかも何度掃除しても逆流が続くありさまで
しかもそれが作例を制作中、納品前で全く時間が無い状況だったため
とにかく掃除しているよりも、即納可能なエアブラシを買った方が早い!という事でアマゾンを探しまわり、
翌日配送が出来る物の中でクレオスのプロコンBOYプラチナ 0.3mmを選んだ、という事だったのです。



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プロコンBOYを購入して一番使い勝手が違っていたのは、「うがい」の仕方です。
先端のこの部分を2mmくらい緩めて、エアーを吹くと空気が逆流してうがいが出来る仕組みになっているんですよね。
大抵のエアブラシは先端を押さえてエアーを吹いて逆流させる、という方法だと思います。



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下のネジで、空気量を調節出来るようになっています。
私は常に全開でしか使っていないので、ここをいじる事は全くありません、、

それで、アネスト岩田のエアブラシですが「ノズルの先端が詰まるから塗料が逆流している」わけではないんです・・・
普通に塗料を吹けている状態で、何故か逆方向にも塗料が上がって来てしまうんです。

それでもエアブラシ1本で1万円以上するものでしたし、逆流してしまっても分解して分解して
隅々まで掃除して、一生懸命使っていましたが
「掃除している時間の無駄さ加減」に耐えられなくなってしまい、とうとうアネスト岩田を卒業しました

多分、アネスト岩田のエアブラシと私の使い方の相性が全く合わなかったのだろうと思っています。。
私、塗料と溶剤の比率が1:1に近いくらい濃く作るので、それのせいなんだろうな~とか。
でも正直よくわかりませんので、アネスト岩田で上手く使えている方がいましたら教えてほしいです


***補足です***

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実は、ニードルやピストンなど色々外した状態でエアブラシを後ろから覗くと、
こんな風にマイナスドライバーを突っ込んで開けるネジがありまして
ここを外すと、黒くて小さいゴムパッキン(Oリング)というものが入っているのだそうです。

逆流している原因は、
パッキンが劣化している
ここのネジの締まりが甘くて逆流している(ちょっと緩い)
という事だそうなので、細いマイナスドライバーを突っ込んでみて
ネジを締めてもまだ逆流する場合は、パッキンを交換しましょう!という事だそうです~。

全然知りませんでした、今回この記事を書いた事で教えて頂き、初めてパッキンの存在を知る事が出来ました!
「ハンドピースのゴムパッキン(Oリング)交換方法」

こちらのサイトに詳しい分解手順が書かれていますので、同じように塗料の逆流に悩まれている方がいましたら
分解、交換してみてはいかがでしょうか~?

ちなみに、この記事を読んでからアネスト岩田の2本を直そうと試みたのですが、
1本はピストンの先端が外れて空気穴に埋まってしまっており、取り出せない
1本は、ピストンを押さえている部分のパーツのネジが固着してしまっていて全く動かない
多分放置していたせいなのですが、もう修復不能になってしまっていました・・・

ただ、今回購入したプロコンBOYプラチナの使い勝手が良すぎてこちらに慣れてしまったので、、
アネスト岩田は高い勉強代だったと思う事にします






ちなみに、コンプレッサーはツールズアイランド TKF002を使用しています。
2年くらい前に、アネスト岩田のコンプレッサーからこちらに買い替えました。
その時も、作例の塗装中に岩田のコンプレッサーが壊れてしまい一刻の猶予も無い状況で、
翌日配送が可能なコンプレッサーをアマゾンで探しまわったんですよね・・・(笑)

海外製で格安なコンプレッサーなのですが、性能は最高です!
気になる方は、是非こちらの記事をご覧ください 私のオススメ品です~。
「エアブラシご検討中の方へ:格安コンプレッサーを購入してみたらとても良かったお話」




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ここからは、さんざんエアブラシの分解を強要されてきました私の経験則に基づきまして
どう分解し洗浄したら効果的か?をまとめていきたいと思います

まだエアブラシを分解した事の無い方、メンテナンスの仕方に興味のある方は是非読んでみて頂けたら幸いです~。
まず、写真のタミヤ エアーブラシ用クリーニングセットが必要になるのですが
これさえあれば一生メンテナンス出来るくらいのセットですので、是非用意してみてください



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セットに入っている小さなレンチで、エアブラシのノズルを外します。
これは、購入したエアブラシには最初から同梱されている事が多いですね。

外す際にポロッと落として行方不明になりやすいですので、慎重に外してください~。



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次に後ろ側です。
ニードルを止めているネジを緩めて、ニードルを引き抜きます。



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こちらは、クアトロポルテ Tipo ウォッシュ シンナーです。
うがいする時、今はこれオンリーでやっています。
前まではガイアノーツの溶剤を使っていましたが、今は断然こちらです

性能が素晴らしくて、残量が少なくなってくるとヒヤヒヤしてしまう洗浄用溶剤です。
エアブラシの洗浄にもこちらを使っています。
もちろん、普通の溶剤やツールウォッシュでも大丈夫です~。



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小林製薬のマイクロ歯間ブラシI字型 超極細タイプ SSSS
こちらを用意します。


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先程外した先端ノズルと並べてみますと、こんな感じです。
これを使ってノズルを掃除します。



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さすがに出口まで突き抜けてくれる訳ではないんですけどね、、、
それでも、半分以上は入っている感じです。
このSSSSよりも更に細いブラシがあれば、どなたか教えてほしいです

歯間ブラシを先程の溶剤に浸して、ノズルの中をグリグリ掃除しましょう~。



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次に、ノズルを外した先端からクルーニングセットの中に入っている細いブラシを突っ込みます。
溶剤に浸して、奥までグリグリ入れましょう~。



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カップの中を通り抜けて、ピストンにぶつかるまで突っ込みます。
ごりごり往復させると、汚れが取れますのでしっかり掃除しましょう。



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次に、後ろ側のこの部分を外していきます。



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外すとこんな風になっています。

アネスト岩田のエアブラシで逆流が起きた時は、この辺りまで塗料でベタベタになっていました



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そうしたら、ピストンが抜けますので外してしまいます。



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ピストンを外すと、ここ!
この穴の中が結構汚れていますので、綿棒を溶剤に浸して掃除しましょう。
私はタミヤ クラフト綿棒 丸 XSサイズを使っています。
この穴にぴったり入って、掃除に威力を発揮します~。



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掃除が終わったら、ピストンの先端にグリスを塗ります。
メンテナンスセットの青い蓋のグリスを使用します。

塗るというより、グリスの中に先端部分を突っ込みまして
ティッシュなどで拭き取ると良い具合になります。
多分、一生かかっても使い切れないくらいのグリスの量です(笑)



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これで、掃除はあらかた終わりです~。
ここからは、分解したパーツ達を組み付けていきます。



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まずノズル先端のパーツを取り付けるのですが、ネジの部分にノズルシール剤を薄く塗ります。
タミヤ クラフト綿棒 三角 XSサイズが使いやすいのでおすすめです



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次にノズルキャップを付ける部分のネジにも、シール剤を薄く塗ります。
微細なエア漏れなどを抑える効果があります



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先程、グリスを塗ったピストンを空気穴の中に差し込みます。



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ピストンを押さえる部分のパーツを後ろからはめ込みます。



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最後にニードルを差し込んで、ネジを付けて、後ろのキャップを付けます。



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これで元通りのエアブラシです~。

一通り分解すると大変ですが、いくつか作品を作った後で定期的に分解洗浄してみる事をお勧めします
汚れがたくさん取れて、最高ですよ~。



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5ヶ月くらい使ったプロコンBOYですが、本当に快適で先端ノズルの詰まりも起きません。
もちろん塗料が逆流する気配すらありません・・・(笑)
とっても優秀だと思います。もっと、4年前くらいにこれを買っておきたかったです

もしエアブラシに悩まれている方がいましたら、本当におすすめです。
コンプレッサーが1万円、エアブラシが8800円で揃います~。レッツエアブラシ塗装です!

ただ、大抵塗装ブースを用意しなくてはならないと思いますので、エアブラシ導入のカギは
塗装ブースだと思うんですよね・・・。あとはコンプレッサーの音の問題でしょうか。
他には溶剤のニオイ問題とか、設置スペース問題とか、色々ありますよね。

エアブラシ自体は(これで満足して頂けるなら)そこまで高いものではないかと思うのです。
実際に私はこの組み合わせで作品を制作していますので、クレオスのL5高いよ!とか思っている方がいましたら
是非このセットから入って頂きたいです~。

それでは、エアブラシ新調のお話と掃除に関するお話でした。
また見てやってください




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urahana3

Author:urahana3
(裏花)Twitter @urahana3
模型している普通の主婦です❁
模型雑誌ホビージャパンにてライターをしております。
わっぱ弁当作りが日課のGTR好き。
神奈川県相模原市のTamTam相模原店にて、完成品実物展示中です❁


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