曲げわっぱのお弁当、いろいろ一週間分。

子供が卒園したので、キャラ弁を作らなくなって久しいですが

主人のお弁当は毎日作っていますよ~。
以前簡単に書いた事があるのですが、「栗久さんの曲げわっぱ」というお弁当箱を使っています。
天然の秋田杉を1枚1枚薄く削り、煮沸してから手で曲げ、桜の樹皮で縫い止めし仕上げられているもので
全て栗久六代目の栗盛俊二氏が手作りされている、伝統工芸品なんですね

「曲げわっぱ」という物は全国で作られているのですが、国から伝統工芸の指定を受けているのは
秋田の大館曲げわっぱと呼ばれる物のみなんですね~。

「大館曲げわっぱ」も色々なところで作られていますが、経済産業大臣指定の伝統工芸士である
栗盛俊二氏の作る曲げわっぱは、本当に繊細で細部まで美しくて、手仕事の素晴らしさと
モダンデザイン&奈良時代からの伝統の融合が感じられる、素晴らしい「作品」だなぁと感じています

またこれ、古来からの知恵で出来ているだけあって、天然の秋田杉が呼吸をしご飯の水分を上手く逃がしてくれて、
プラスチックのお弁当箱の様に水滴でベチャベチャする事が無く、保温・保湿に優れていて
夏場でも1日風味が落ちずに腐らないくらい、優れた特性を持っているんです。

全て手作業なので在庫切れが多いのですが、プラスチックのお弁当箱で食べる物とは全く違いますので
お子さんにお弁当を持たせている方、ご自分で詰めて職場に持って行っている方、
是非曲げわっぱを使ってみては如何でしょうか



特に1段のお弁当箱の場合ご飯とおかずの仕切りを付けると思うのですが、
大葉を使うと良いと聞いたのでいつも大葉を調達しています

香りが良く殺菌作用もあり、ご飯が傷むのを防いでくれるそうですよ~。

毎朝5時からお弁当作りしています~。
とはいえ普通に夜寝た日には朝5時に起きますし、深夜からプラモデル制作をしている事もあるので
そういう時は5時になったらお弁当作りしていますね

このお弁当箱、何より作る意欲を上げてくれるんですよね~。毎日の事なので、モチベーションってすごく大切です。
この曲げわっぱがあると、「良いお弁当作るぞ~」って気になります(笑)
プラモデルの制作でもそうですが、道具って大事だなぁとつくづく感じますね


おかずは、前日の夕食に作ったもの、冷凍・冷蔵のお弁当用食材や、
当日の朝に調理しているものなどいろいろです。


曲げわっぱの類似品には漆塗りされているものや、ウレタン塗装がされているものがありますが
無垢のままの白木でないと、ご飯の水分を上手く吸えずに調湿が出来ませんので
やはりきちんと制作されている曲げわっぱをおすすめします

ウレタン塗装されていると、木が完全に呼吸出来ない訳ではないのですがせっかくの効果が落ちてしまいます。
逆に、おかずの油シミなどが出来にくい・洗いやすくてお手入れが楽、などのメリットもあります

この栗久さんの曲げわっぱは、おかずを入れる上段が内側のみウレタン塗装で、
ご飯を入れる下段&上段の外側は無塗装の白木になっています。
天然木を使った伝統工芸品の良さと、現代の生活での使用を考えられた素敵な製法です

購入する時、上段を白木で下段の内側をウレタン塗装に、という逆のオーダーも出来ますよ

生活が豊かになる様な、そんな曲げわっぱ弁当箱。是非、機会があれば試してみて下さいね!
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とはー!このクオリティーで毎日お弁当作ってらっしゃるなんてもう…この弁当職人!!←(褒めてるつもり)
筆にしろ包丁にしろ楽器にしろ、良いものはお高いですが、大切にずっと使い続けられますし、使用感がとても良いですから作品の完成度も段違いになって常に感動でこちらを助けてくれます☆そういったモノは修繕もききますから、長く使い込んでますます素敵な使い心地になってくれますしね♪
しかし美味しそうだなぁーーーー!!
裏花印のマスキングシート販売と平行して、手作りお弁当販売もぜひ宜しくお願い致します☆
しかし、こんな素敵な環境に育った息子さんの将来のお嫁さんになる人…ハードル高くて大変だな〜w(笑)