ガンプラ0079

Category: 制作方法&ツール紹介 > FAG メイクアップ方法   Tags: FAG  迅雷  メイク方法  

FA:Gのフェイスパーツをメイクアップしてみます

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先日発売されましたホビージャパン8月号にて、FAG迅雷を使用したフェイスパーツのメイク方法を
レクチャーする記事を担当させて頂いたのですが、誌面という限られたスペースである都合上
編集部に提出した画像全てが掲載されてはおりませんので、端折られている部分もございます。

そこを補完するべく、出来る限り詳細なメイクアップ手順をここでご紹介させて頂きます
誌面の記事は「素組でも可愛く」がテーマですので、元々タンポ印刷されている
キットそのままのフェイスパーツでメイクを行っていますが、
全塗装して目にデカールを貼ったFAGでも顔のメイク手順は全く同じで大丈夫です


まずは、↑画像の様に最初に口を描き入れます。
塗料は、タミヤエナメルのフラットアースを使用しました。
細筆で塗料を塗るのですが、もしはみ出してもエナメル溶剤を使って拭き取れば消す事が出来ます。
口の部分は窪んでいるので、そこだけに塗料を残した塗り方が出来ますよ。

全塗装をした場合でも、肌色をラッカー塗料で塗装していればエナメル溶剤では落ちませんので、
はみ出たフラットアースだけを拭き取る事が出来ます。

これを行うと口の位置や形がはっきりして、表情がわかりやすくなります



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メイクには、タミヤの
ウェザリングマスターGセット
ウェザリングマスターHセットを使用します。

補足ですが、元々誌面のコンセプトが素組派の人でもささっと、ちょっとしたひと手間で可愛くメイク出来る様に・・・
というものでしたので、使用するアイテムもタミヤエナメルやウェザリングマスターなど、
普段プラモデルを作られる方でしたら比較的入手しやすいアイテムで行っています~。

最近は、FAGのアイリペイントも流行っていますので使用する画材も水彩アクリルやパステルなど、
どちらかというとフィギュア塗装に使われるアイテムも多く目にするのですが、
まずは簡単でお手軽にFAGのメイクを!という事でこういった物を使用しています



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最初にシェーディングという、影の効果を入れていきます。
顔の全周を囲むように、外側から内側に向かって、ウェザリングマスターGセットに入っているマロンで塗っていきます。
外側にポンポンと置くだけで、自然とぼかしたような雰囲気になりますよ。



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おでこにも、同じようにシェーディングを入れていきます。
これは実際のメイクにもある方法で、影を入れることで顔をより小顔に見せ、立体的に見えるようになるものです。
女性向けの雑誌には毎号ほぼメイク講座が載っているので、そちらと照らし合わせて実践してみるのも面白いと思います

ぱっと見ではわかりにくいのですが、メイク全体の底上げをしてくれるような効果があります。



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4つ全部のフェイスパーツに、シェーディングを入れてみました。
何もしていない状態よりも、奥行きが出て立体感が増した印象になります。

FAGは顔周りがプラスチックの髪の毛で覆われているので、物理的に隠れてしまう為
実際のメイクほどシェーディングの効果は出にくいのですが・・・。
人間の髪の毛ですと、動いたり光に透けたりするのでシェーディングが効果的に働いてくれます。
それでも髪の毛パーツの影として出る色と、シェーディングで出る色は変わってきますので
やってみると効果はあると思いますよ



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次に、チークを入れていきます。
ウェザリングマスターGセットのサーモンを使って、頬骨の高い位置から斜め上に向かってはね上げるように塗ります。



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横から見ますと、こんな感じになっています。
オレンジの枠のように塗るイメージで、頬から目尻側に向かって斜め上にスポンジを動かします。
割とわかりやすい色味になるまで乗せてしまっても大丈夫です。


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反対側の頬にも入れまして、こんな感じになります。
実際のメイクではアイメイクがとにかく重要ポイントなのですが、FAGさんの場合最初から目は大きいですし、
まつ毛もはっきりしているので肌の調整だけで済むのが良いですね



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4つ全部のパーツに、サーモンのチークを入れ終えました。
ここまでだけでも、元のフェイスパーツとはかなり違った仕上がりになっていると思います



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次に、ウェザリングマスターHセットのピーチを使って2色目のチークを重ねて入れていきます。
サーモンだけだと色味がオレンジ系なので、ピーチでピンク系の色味を足します。
チークでも、2色使う事でだいぶ雰囲気が変わりますよ



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全ての顔パーツに、2色目のチークを入れてみました。
サーモンだけの時より、頬の上気した感じが増して可愛らしくなります

実際のチークは合わせる洋服、雰囲気によって色を選択しますので、
FAGも装甲や衣装に合わせてピンク系ではなくオレンジ系のチークを入れてみるのも良いと思います。
その場合、ピーチとサーモンを逆に塗ってあげるとオレンジ系で奥行きのある頬に仕上がりますよ。
オレンジを濃く出したい場合は、Hセットのペールオレンジを使用しても良いかもしれませんね。



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次に、頬にハイライトを入れます。
タミヤエナメルのフラットホワイトを使って、筆先に少量取り、軽く置くように塗ります。
筆は極細タイプがお勧めです。

位置は、眼球からみて斜め下、チークの位置に被るようにすると効果的です
ハイライトに関しては失敗してしまった場合やり直しをしたくても、エナメル溶剤で拭き取ると
下のチークごと消えてしまいますので、出来るだけ一発で決めなくてはいけません・・・。
そこだけは少々慣れが必要です。ですので、出来る限り極細の筆をお勧めします。

ハイライトは、入れない場合柔らかい肌の感じを表現出来ると思いますので、有り無しはどちらでも良いかと思います。

口の描き込みや頬のハイライトは、実際のメイクとは違いそこだけ漫画的な表現になりますね。
実際の人間の顔にハイライトを描き入れたりはしませんが、プラモデルの女の子は立体物でありながら
どこか漫画的というか、表現が難しいのですが2.5次元の様な感じなので、こういった技法も効果的に使えるのでしょうね



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全てのフェイスパーツに、ちょんちょんとハイライトを入れてみました。



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最後に、リップを入れるのも効果的です。
フラットアースで描き込んだ口のラインを、ぼかすようにリップを重ねていきます。
細い綿棒の先を軽く濡らしてから、ウェザリングカラーを取ると上手く塗りやすいです。

ここではピーチを使用しましたが、唇はお好きな色で仕上げると良いかと思います
オレンジ系でも可愛らしいですよ~。



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顔パーツを装着しまして・・・ 出来上がりです

最後、トップコートとして艶消しを吹いてもいいですし、
完全に素組で顔だけメイクを取り入れたい方は、このままでも大丈夫だと思います。
あまり触ると塗料が落ちてしまいますが・・・


FAGのメイク手順、如何でしたでしょうか?
普段から絵を描いている方や、実際にメイクをしている方には馴染みやすいかと思うのですが、
こういう表現方法はいつものロボット模型とは違う分野なので、難しく感じられる方かもいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、ここに書いた手順は道具さえあればそれほど難しいものではありませんので、
FAGを制作される方は是非・・・! 取り入れてみて頂きたいと思っています~。




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以前制作しましたHGすーぱーふみなでも、上記と全く同じ方法でメイクを入れています。
ただ、こちらの場合目が印刷されていないですし、まつ毛も描き込まなくてはいけないので
更に漫画的+メイク要素のハイブリッドになっていますが。。

眉毛のぼかしやノーズシャドウ、アイシャドウも入れていますのでますます実際のメイクに近いのですが、
女の子プラモデルの売り上げは好調なようなので今後も様々なキットが出て来るのではないかと思いますし、
メイクの仕方に慣れておくのも良い事かもしれませんね・・・!




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こちらが顔をメイクしただけの、素組の迅雷さんになります。
クノイチのようなスタイルがカッコいいですね~ それにとっても可愛いです。
次に出る迅雷Indigo Ver.は、ポニーテールの形状が違っていてまた可愛らしいイメージです

今後もどんどんリリースされるFAG、是非素敵にメイクアップしてあげてください~!



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Comments

質問させて頂きたいのですが
はじめまして。
現在、迅雷を作成しているので少し質問させてください。
ウェザリングマスターを使用する前にフェイスパーツのこする部分を
ペーパーで荒らすんでしょうか?
記事を読む限り、特にされてないようですがしなくても問題なく色は
つきますか?
HJ8月号にそのあたりが記載されているのかもしれませんが
申し訳ないです、HJ8月号読んでなくて。
もしよろしければご回答いただければ幸いです。
Re: 質問させて頂きたいのですが
あき様
こんにちは、フェイスパーツに関しては、特に荒らしたりはしておらず、そのままウェザリングマスターを乗せています。
サフ、肌色塗装→瞳デカール貼り→ウェザリングマスターでメイク→頬のハイライト入れ→艶消し、にしております。
確かにやや色が乗りにくい事もあるのですが、重ねづけしているとしっかり発色しますので、大丈夫かと思います~。
ご覧頂き有難うございます。参考になりましたら幸いです(^.^)

ありがとうございます
さっそくのご回答ありがとうございます。
明日、さっそく挑戦してみます(。-∀-)
いろいろと参考にさせて頂いてます。これからも頑張ってください(o^-')b



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